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地元特産「秋芳梨」に親しみを持って 美祢市の児童たちがナシの袋かけを体験(山口県)



美祢市の特産品「秋芳梨」に親しみをもってもらおうと、地元の小学生が梨づくりを体験しています。

美祢市の永嶺農園には、秋芳桂花小学校の3年生から6年生=35人が集まり、およそ800個の実に小袋をかけていく作業を体験しました。

「梨下村塾」と名付けられたこの取り組みは、地元の特産品である「秋芳梨」の栽培過程を体験し、子どもたちにより親しみをもってもらおうと、37年前から続いているものです。

児童たちは、災害やカメムシなどの害虫から梨を守るため2センチほどの小さな実に丁寧に小袋をかけていきました。

(児童)
「たのしかったたくさん、小さい袋をかぶせられてよかった」
「おいしくて地域の方々にも買ってよかったと思えるようにしたい」

(梨下村塾 永嶺克博塾長)
「(将来)果物屋さんで梨を見つけたときには、 ふるさとが思い出されるような 体験として記憶に残ってほしい」

児童たちは今後も定期的に作業を体験していき、9月ごろの収穫を目指します。


(05/15 19:49 山口放送)

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