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今度は愛宕山の運動施設で発見…特定外来生物のセアカゴケグモ 2日間で成体1匹幼体1匹駆除(山口県)



岩国市は日米が共同使用する運動施設=愛宕スポーツコンプレックスで先月、特定外来生物のセアカゴケグモが発見・駆除されたと発表しました。

外来種のセアカゴケグモは腹部に赤色の模様があるのが特徴で成体のメスが毒を持っています。

岩国市では2001年にアメリカ軍岩国基地内で初めて確認され去年は岩国商業高校でも見つかるなどしています。

市は年に4回、岩国基地にゴケグモ属の駆除の状況を問い合わせていて先月21日と22日に日米が共同使用する運動施設=愛宕スポーツコンプレックスの野球場付近でセアカゴケグモが発見されたと回答がありました。



21日は成体のメスを1匹22日は幼体を1匹駆除しています。

その後、基地の担当者による周辺の調査が行われましたがゴケグモ属は発見されていないということです。

県と市は岩国基地に対し「基地の責任において集中的・効果的な駆除を実施し、早期に完全駆除を行うこと」を要請したほか基地のフェンス沿いの生息調査を続けていくとしています。


(05/20 16:45 山口放送)

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