■東京・立川市での侵入事件を受け…宇部市が小中学校に緊急通報装置設置へ(山口県)
今月、東京・立川市の小学校に男2人が侵入し教員らがケガを負った事件を受け宇部市は、市内すべての小中学校に屋外の緊急通報装置の設置などを進めると発表しました。
(宇部市 篠ア圭二市長)
「運動場などで不審者が入ってきた場合、すぐに学校全体に共有する仕組みがないという学校もあります」
「非常時が発生した場合、すぐ共有できる対策がとれるそのような環境を目指していきたい」
今月8日、東京・立川市の小学校に男2人が侵入し、教員ら5人がケガをした事件を受け、篠ア市長は学校の安全に関して「不安が高まっている」と話しました。その上で、6月までに市内に36ある小中学校の現状を取りまとめ、7月にも新たな安全対策を決定するということです。特に、屋外から非常事態を知らせることができる緊急通報装置の設置を目指すほか、学校ごとに定めている屋外活動のルールを改めて見直すということです。
「学校に入る方を事務室で管理するとかいろんな取り組みをしていますけど、それが十分に機能していない、まだまだ穴があると考えています」
「1つずつリスクをつぶしていくことが大事」
学校の新たな安全対策について宇部市は補正予算で対応する方針です。
(05/21 19:30 山口放送)
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