■フグのシーズンの始まり!下関でふぐ延縄漁船の出航式(山口県)
フグのシーズンが始まります。
山口県沖の日本海で操業を行うふぐ延縄漁船の出航式がきょう(1日)下関市で行われました。
きょうは、出航式を前に山口県沖の日本海で放流する体長およそ11センチのトラフグの稚魚およそ2500匹を漁船に積み込みました。
出航式では、山口県延縄協議会の吉村正義会長が、「生産者として厳しい状況にある水産資源を大事に育てながら、今シーズンもみなさんのご家庭においしいフグを届けたい」と挨拶しました。
県内の延縄漁業者で組織する協議会には、現在、42隻が所属しています。
昨シーズンは、年明けの大寒波など天候不良によって出航日数が少なかったことなどからトラフグの水揚げは前のシーズンより3トン少ないおよそ33トンでした。
今シーズンは、40トンの水揚げを目指しています。
(増栄丸 中島豊船長)
「これから寒くなっての操業がメインになるのでみんなケガが無いように操業しようと思っています下関産のフグは最高に美味しいと思うので市場の方、仲卸の方もみんな頑張ってくれているのでそれに合うようにたくさんフグを獲ってこようと思う」
天然トラフグの初セリは今月(9月)下旬に行われることになっています。
(09/01 19:34 山口放送)
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