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元職員が約1億5000円を着服した疑いで逮捕・起訴 「周南市文化振興財団」の理事長を務める周南市の藤井市長が6月に理事長を退任へ(山口県)



およそ1億5000万円を元職員が着服した疑いがある「周南市文化振興財団」。財団の理事長を務める周南市の藤井律子市長が6月、理事長を退任することになりました。

周南市文化振興財団ではおよそ1億5000万円の使途不明金が見つかっていて元職員2人が逮捕・起訴されました。

周南市は「予定していたほぼすべての再発防止対策が講じられる見込みがたった」として、理事長の藤井律子市長を含めた理事7人と監事2人が来月の任期満了をもって退任することを明らかにしました。

旧徳山市時代の1981年に設立された財団は、周南市が全額出資していてこれまで、歴代市長が理事長を兼務してきました。

(周南市 藤井律子市長)
「長期間にわたって犯罪行為が続いてきたそれを見抜けなかったことは重く受け止めなくてはならない。そのうえできちんとした市の考えが取り入れられる態勢づくりをしていきたい。」

新しい理事は、来月行われる財団の評議員会で選出される予定です。


(05/16 19:30 山口放送)

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