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県内初、自治体の垣根を越えた給食事業 田布施町と平生町が共同調理(山口県)



県内初の取り組みです。

田布施町と平生町の小・中学校の給食を一緒に調理し配送する事業がきょう(1日)から始まりました。

田布施町と平生町の学校給食を調理・配送する、田布施町学校給食センターでは開始式が開かれました。

2つの町は去年3月、調理施設が老朽化した平生町内の平生小学校と平生中学校の給食の調理・配送を田布施町に委託する協定を締結。

きょうから田布施町学校給食センターで、田布施町の5校と平生町の2校の給食を調理することになりました。

自治体の枠を超えて給食を共同調理するのは県内では初めてだということです。

総事業費はおよそ1億3800万円で、2つの町がそれぞれ負担します。

建屋の改修のほか、調理用窯、冷蔵庫などの厨房機器や給食配送車が新たに配備されました。

(田布施町 東浩二町長)
「子どもの数が減る中ちゃんとした設備でいいものをずっと作り続けていくことができると思います。平生町と一緒においしい給食を提供したい。」

(平生町 浅本邦裕町長)
「田布施のいいもの平生のいいもの両方の食材を使っていただきながら調理していただけたらありがたい。」

きょうは田布施町に946食平生町に609食のあわせて1555食が各学校に届けられました。

(09/01 19:38 山口放送)

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