■「次の世代に記憶を繋いでいく」県原爆被爆者支援センターゆだ苑に連合山口が寄付金贈る(山口県)
原爆被爆者の支援に活用してもらおうと県内最大の労働団体=連合山口が、県原爆被爆者支援センター=ゆだ苑に、寄付金を贈りました。
寄付したのは連合山口の伊藤正則会長で県原爆被爆者支援センターゆだ苑の八代 拓理事長に166万円あまりの目録を手渡しました。
ゆだ苑は1968年に設立され、「支援」「相談」「平和」の3つを柱に被爆者支援と平和活動を続けています。
一方の連合山口は、原爆被爆者支援を目的に毎年、傘下の地域協議会などに、寄付を募っています。
原爆投下と終戦から節目の80年を迎えゆだ苑、連合山口ともに原爆の悲惨さと平和の尊さを若い世代に伝えることが課題と指摘しています。
(連合山口 伊藤正則会長)
「戦争の記録は残っていくが記憶はだんだんなくなっていくことを考えるとこの80年を契機に、より次の世代に記憶を繋いでいくそういう取り組みを連合山口もしていきたい」
ゆだ苑では今月6日の「山口のヒロシマデー」で、近隣の小学生に、ゆだ苑の取り組みを知ってもらうイベントを開くことにしていて、山口市原爆被害者の会の原爆紙芝居が上演されるということです。
(09/03 20:02 山口放送)
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