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かつて古式捕鯨で栄えたまちでナガスクジラ料理の試食会(山口・長門市)(山口県)



山口県下関市を母港とする捕鯨母船=関鯨丸が捕獲したナガスクジラを使った料理の試食会が長門市で開かれました。

試食会は、かつて古式捕鯨で栄えた長門市の市民にナガスクジラの味に親しんでもらおうと「長門大津くじら食文化を継承する会」が開きました。ナガスクジラはクジラの中でも特に美味しいとされことしから捕鯨母船=関鯨丸が好漁場とされるオホーツク海で捕獲を開始しています。

試食会では、油で揚げた赤肉のカレーマリネやベーコン、酢の物など5種類のクジラ料理を贅沢に詰め込んだ弁当、そして皮くじらと夏野菜の味噌汁を市民に振舞われました。

(参加した市民は)
「全部美味しかった、本当に」
「調味料とか特徴をいかしていろんな味付けができていてすごく美味しくいただいた」

(上田俊成 会長)
「みなさんに食べてもらって食べた人がクジラはうまいと外に向かって発信してもらうのが私たちの願い」

食文化を継承する会では今後、市内の小中学校でクジラを使った調理実習を行うなどし消費の拡大を図っていきたいとしています。

(07/18 19:31 山口放送)

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