■夏の甲子園大会の優勝校と準優勝校を1口1000円で予想させる 野球賭博を運営した指定暴力団の男に執行猶予付きの有罪判決 (山口県)
野球賭博を運営したとして2人の男が起訴された事件。
そのうち、指定暴力団の男に対し、山口地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは茨城県に住む、指定暴力団の57歳の幹部です。
判決によりますと被告は光市の会社員と共謀し、2025年7月から8月の間、夏の甲子園出場校49校を8つに分けた表を客に配り、優勝校と準優勝校を1口1000円で予想させ賭博を主催しました。
この賭博には合わせて63万6000円の申し込みがあり少なくとも県内に住む18人が賭博に参加したことが確認されています。
15日の判決公判で安達拓裁判官は「25万円の利益を上げていて小規模とは言えず被告は主導的な役割を果たしている」とした一方、被告が罪を認め反省していることを考慮し、拘禁刑10カ月執行猶予5年の判決を言い渡しました。
共謀した被告の判決は12月22日に言い渡されます。
なお、賭博に関わった県内に住む18人は書類送検されています。
(12/15 19:38 山口放送)
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