■【山口県知事選】現職・村岡嗣政氏が4選出馬へ 自民・有近県議も出馬で「保守分裂」選挙に(山口県)
来年2月の山口県知事選挙に、3期目の現職=村岡嗣政氏(52)が出馬する意向を固めたことが8日、関係者への取材で分かりました。
知事選には柳井市選出の県議会議員=有近眞知子氏も出馬を表明していて、30年ぶりの「保守分裂」選挙となる見通しとなりました。
村岡氏は宇部市出身。自治省(現・総務省)の官僚を経て、山本繁太郎前知事が病気で辞任したことに伴う2014年の知事選に出馬し、初当選。
2018年、2022年の知事選で再選し、現在3期目です。
村岡氏は8日、報道陣の取材に対し「これからの山口県のためにさまざま取り掛かっているものもあり、自分自身の考えは定まってきているが、まず喫緊の課題に対して専念したい」などと述べ出馬を明言しなかったものの、関係者によりますと、4選を目指して次の知事選に出馬する意向をこれまでに固め、周囲に伝えたということです。
任期満了に伴う県知事選挙は来年1月22日告示・2月8日投開票。
柳井市選出の有近眞知子県議(42)も8日に開いた記者会見で立候補を表明し、二井関成氏と吹田ナ氏が争った1996年以来30年ぶりの「保守分裂」知事選となる見通しです。
(09/08 18:00 山口放送)
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