■UBE決算 売上高は4868億円3期ぶりの増収も事業構造改革などにより減益(山口県)
大手総合化学メーカーUBEは連結の決算を発表しました。
3期ぶりに増収したものの事業の構造改革などにより減益となっています。
UBEはきのう(12日)子会社など51社を合わせたことし3月期の決算を発表しました。
売上高は前年より186億円多い4868億円と3期ぶりに増収となったものの営業利益は44億円少ない180億円と減益となりました。
特殊な合成ゴムの販売価格上昇やヨーロッパでトップシェアを誇る食品包装フィルムの販売が回復したことなどが売上高を押し上げた一方、工場の定期修理などが減益につながったということです。
また、事業の構造改革としてアンモニアなどの生産取りやめを決め、特別損失を計上していて最終は48億円の純損失となっています。(-338億円)
(UBE 瀬太常務宇部事業所長)
「(トランプ関税について)自動車産業、電気電子産業そういうところはお付き合いさせていただいているので影響は少なからずある」「売上げ全体の中で(アメリカでの)比率は小さいので大きな影響は出ないであろう」
UBEは事業の構造改革により今期は増収増益の黒字転換を予想しています。
(05/13 11:55 山口放送)
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