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【異例】沖縄・奄美より先に九州南部地方で梅雨入り…およそ半世紀ぶりの珍事!(山口県)



今シーズン、まだ沖縄地方、奄美地方の梅雨入りの発表が行われていない中、きょう16日(金)、鹿児島地方気象台は「九州南部地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。

今年は日本の南の太平洋高気圧が例年より早く北に張り出していていることで、沖縄・奄美地方よりも九州南部付近で前線が停滞しやすい、とみられ、異例の沖縄、奄美地方よりも早い、九州南部地方の梅雨入り発表となりました。

1951年の統計開始以来、沖縄地方より九州南部地方の方が梅雨入りが早かったケースは、1976年(沖縄5/26、九州南部5/19)、1963年(沖縄6/4、九州南部5/28)の2例しかなく、49年ぶり…およそ半世紀ぶりの珍事となります。

また、奄美地方より九州南部地方の方が梅雨入りが早かったケースは、1954年(奄美5/25、九州南部5/13)のみで、奄美地方と九州南部地方が同日で梅雨入りしたケースは、2000年、1971年、1951年の3回あります。

山口県を含む九州北部地方は、まだ梅雨入りの発表はないものの、九州南部付近に停滞する前線の雨雲が度々北に広がるタイミングがあり、今週末にかけて雨が降ったり止んだりの時間が多い見込みです。


(05/16 11:01 山口放送)

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