■人型ロボット出発進行!JR西日本の多機能鉄道重機が山口県内ではじめて稼働(山口県)
特徴は人型ロボットの活用です。
高い場所でも安全に作業するために開発された鉄道工事用車両が16日、山口県内で初めて稼働しました。
JR西日本は路線周辺の伐採作業やトンネル内の点検・清掃など高い場所で行う作業をより安全に少ない人数で行うために、2020年から作業用機械=多機能鉄道重機を開発、去年7月から使用を始めました。
多機能鉄道重機とは人型ロボットと操縦席がついた鉄道工事用車両で、人型ロボットの手には右左それぞれ別のツールを持たせることができ今回は樹木の伐採ということで木を掴む手とチェーンソーが装備されました。
ロボットの頭についたカメラの映像を見ながら操縦するだけでおよそ12メートルまでの高さの作業を転落などの心配なしに安全に行えるということです。
(JR西日本 中国統括本部山口電機技術センター 松永 和也所長)
「安全にも仕事ができるしロボットを使って仕事をするのはかっこいい、夢のある仕事。夢をもって仕事をして鉄道の安全安定輸送をお客さんに提供していきたい」
JR西日本は今後この多機能鉄道重機をよりたくさんの場面で使用できるようツールの開発を進めていくということです。
(01/16 19:14 山口放送)
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