■【山口天気 夕刊12/16】あす17日(水)は夜明け前〜夕方前まで雨傘が活躍 今週後半は季節外れの暖かな日々へ(山口県)
●あす17日(水)は夜明け前〜夕方前まで雨が降ったり止んだり
●今週後半は気温が一段と上昇…季節後戻りの暖かさに
●新たな形の防災気象情報…来年5月下旬に運用開始へ
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きょう16日(火)、気象庁と国土交通省は、新たな形の防災気象情報の運用を来年5月下旬から始める、と発表しました。
防災気象情報の見直しに関する法律の改正が行われたことを受け発表されたもので、気象庁発表の警報注意報などから、住民が取るべき避難行動の目安…5段階の警戒レベルが直感的に分かるようにする内容となっています。
「大雨」や「河川氾濫」など災害の種類ごとに、警戒レベルの数字と組み合わせた名称となり、レベル4の避難指示に当たる情報には、特別警報と警報の間で「危険警報」が新設されます。
この情報は大雨の時期を迎える5月下旬に運用が始まる予定です。
情報の形が大きく変わるほか、ほかにも多くの変更点があります。何がどう変わり、どう情報を活用すべきなのか、運用開始までの半年間で、また随時、解説していきますので、まずは半年後、防災情報が変わる、ということは頭に入れて、今後、細かな所の確認も、よろしくお願いします。
さて、きょう16日(火)日中は、まずまず落ち着いた空模様が続いた県内でしたが、朝鮮半島では低気圧に伴う雲がまとまりつつあります。
あす17日(水)は、その低気圧が日本海へと進み、低気圧や湿った空気の雨雲が夜明け前頃から県内に流れ込んできそうです。その後、日中から夕方前頃まで降ったり止んだりの天気が続き、特に雨量が多くなる雰囲気ではないものの、外出には雨傘が活躍の一日となります。
あす17日(水)、夜が明ける頃には雨が降りだしている所があり、その後は昼頃をピークに、午後3時過ぎまでは降ったり止んだり。場合により雷を伴う可能性があります。ぐずつく天気ですが気温は極端に下がることはなく、日中は13度前後〜一部で15度に達する見通しです。
この先、天気は周期的に変わり、木曜日、金曜日は晴れ間の多い天気ですが、今週末はまた天気下り坂で、日曜日の午前中心に雨が降りやすいでしょう。また、今週後半は暖かな南の空気が勢力を拡大…師走の今の時期にしては「季節外れ」ともいえる、季節を1か月くらい後戻りの暖かさになっていく見込みです。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)
(12/16 18:28 山口放送)
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