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トクヤマと日立ハイテクを訪問 半導体業界への理解を深める学生ツアー(山口県)



半導体業界への理解を深めてもらおうと、周南市などで県内や広島の学生を対象に会社見学ツアーが開かれました。

ツアーに参加したのは、県内や広島県の大学に通う大学生と大学院生15人です。

一行がまず訪れたのは周南市の総合化学メーカー=トクヤマ。

「徳山が全ての始まりの地でソーダ灰を作り続けている。もちろんいまも作り続けているので107年間作り続けている製品」

トクヤマではガラスや洗剤などに使われるソーダ灰をはじめ、半導体の原料となるシリコンの製造にも力を入れていることが説明されました。

(山口大学工学部3年生)
「電気の分野を学んでいるので、半導体についてはこれから注目されていると思うのでより学びを深めていきたい。」

このツアーは大学生や大学院生に半導体業界の魅力を発信し理解を深めてもらおうと中国経済産業局が企画したものです。

午後からは下松市に移動し、ことし3月に新工場が完成した日立ハイテクを見学しました。

日立ハイテクでは「エッチング装置」という半導体を加工する装置を製造していて、参加者は、装置の仕組みや役割について学んでいました。

(09/03 20:01 山口放送)

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