■県知事選挙への出馬を表明した有近眞知子県議会議員に2年間の党の役職停止など 自民党県連が処分決める(山口県)
次の県知事選挙への出馬を8日に表明した有近眞知子県議会議員に対し、自民党県連が2年間の党の役職停止などとする処分を決めました。
自民党県連は9日、党紀委員会を開催。
結果は非公表としていますが、関係者によりますと、有近さんに対し党の役職停止2年、議会の役職の辞任勧告とする処分を決めたということです。
有近さんは5月に就任した県議会環境福祉委員会の委員長を辞任する意向です。
(自民党県連・友田有幹事長)
「党県連には何の通告もなく立候補表明をされたので、何らかの処分が必要と、党紀委員会を開いた。知事の政策のどこが悪いというのは(有近氏は)言っていない、その辺はよく分からないが、私達はお互いに車の両輪として県政を進めていた中で、そこに異を唱えるのはちょっと違うのかなと」
有近さんは取材に対し、知事選への出馬や記者会見の開催は「県連幹部に伝えていた」としています。
その上で「まだ誰も手を挙げていない知事選への立候補表明は問題ないと考えているが、処分は受け入れる。一般社会と自民党のルールの差を感じる」と話しています。
2026年2月の県知事選挙には現職の村岡嗣政さんも4選を目指して出馬する意向を固めていて、30年ぶりの保守分裂選挙になる見通しです。
(09/09 19:23 山口放送)
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