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防府天満宮で豊漁や安全を祈願する金鮎祭〜6月1日のアユ漁解禁を前に (山口県)



6月1日のアユ漁解禁を前に、豊漁や安全を祈願する金鮎祭が防府天満宮で行われました。

「学問の神様」=菅原道真公をまつる防府天満宮。

道真公は九州へ左遷される際防府に立ち寄り、家宝である「金の鮎」12匹を周防国分寺に託したとされています。

その伝説にちなんで金鮎祭では12匹のアユを奉納して道真公をしのび、その年のアユ漁の豊漁や安全を祈願します。

奉納されたアユは佐波川漁業協同組合が前日に特別に釣り上げた天然のアユです。

佐波川漁協によりますと産卵場の整備などにより近年、佐波川のアユは増えていて、ことしのアユも、例年より大きく、豊漁が期待できそうだということです。

(佐波川漁業協同組合 板垣幸男組合長)
「ことしは豊漁間違いないです。(昨日の)試し釣りで17〜18cm(が釣れた)。ことしは大変良いと思いますよ。 豊漁で形が良くて数が釣れて… それを願うばかり。」

参加者らは玉ぐしをささげことしの豊漁を祈っていました。

来月1日のアユ漁解禁を前に、佐波川漁協では先月から今月にかけておよそ2トンのアユを放流するということです。


(05/15 19:52 山口放送)

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