■流水型ダム工事に向けて川辺川の仮排水路トンネルでアユの遡上実験(熊本県)
国土交通省川辺川ダム砂防事務所は熊本県相良村の流水型ダムの本体工事中に川の水を流す予定の仮排水路で、アユの遡上実験をしました。
実験ではアユが約575mの仮排水路トンネルを遡れるかが調べられました。
発表によりますと比較的、水が少なった先月、下流でアユ722匹を放流するとトンネルの上流で624匹が目視で確認されました。
また比較的、水が多かった今月、下流でアユ735匹を放流すると上流で153匹が目視で確認されました。
川辺川ダム砂防事務所では「実験でアユが遡上したことを確認した。今後は、新たな魚道の設置やトンネル内の流速を抑制する対策も検討する」としています。
(05/18 12:10 熊本県民テレビ)
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