■くまモンのICカード 運賃支払いでのポイント付与9月末で終了へ(熊本県)
県内のバスや市電などの運賃の支払いのほか商業施設での支払いに利用できる「くまモンのICカード」について、県内の主要バス会社5社は、くまモンのICカードを使って運賃を支払った際に付くポイントを9月末をもって終了すると発表しました。その背景は?
熊本でおなじみのくまモンICカード。このカードで運賃を支払うと100円につき1ポイントが(学生カードは2ポイント)付与されます。現状、ポイント分については県内の主要バス5社の事業社側が負担しており、このうち九州産交バスでは昨年度1年間で約1170万ポイントを付与、金額にして1170万円分を負担したことになります。
去年11月に全国交通系ICカードによる決済が廃止されてから、くまモンICカードの利用が増えたといいます。そして8日、県内の主要バス5社は燃料費の高騰や運転士不足など経営環境の厳しさから、持続的な輸送サービスを提供するため9月30日をもってポイント付与を終了すると発表しました。
1か月の利用額に応じて付与していたボーナスポイントも終了しますが、商業施設利用時のポイントについては継続されます。
また、九州産交バスは、熊本空港リムジンバスについて、10月1日から運賃の値上げを発表しました。現在、熊本駅前〜阿蘇くまもと空港の運賃は1000円ですが、10月からは1200円となります。
一方で新たに熊本市内から空港までをお得に利用できる往復の割引乗車券を販売するということです。
(09/09 18:57 熊本県民テレビ)
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