■DV等の被害受けた元住民の転出先を加害者に誤交付 上天草市が謝罪(熊本県)
上天草市が個人情報を交付ミス。DVなどの被害を受けた元住民の引っ越し先を加害者に伝えていました。
誤って交付されたのは、かつて上天草市に住んでいた元住民の引っ越し先などが記載された書類の写しです。
元住民はことし3月、DVなどを受けた人の支援措置として、加害者に住所が記載された書類の閲覧や交付を制限するよう上天草市に申請していました。
しかし、ことし4月に加害者から元住民に電話があり、現在の住所について発言したことから、書類が交付されていたことが判明しました。
上天草市では、住所が記載された書類について、「制限を失念していた」と説明しています。市は元住民に電話で謝罪するとともに、警察に対し加害者が元住民に近づかないよう、安全確保を求めたということです。
上天草市の堀江隆臣市長は「職員には責任感と緊張感をもって事務にあたるように指導し、再発防止と市政の信頼回復に努める」とコメントしています。
(07/17 19:18 熊本県民テレビ)
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