■「トラック3台分の商品廃棄」大雨被害のスーパー19日ぶりの「いらっしゃいませ」(熊本県)
8月、熊本を襲った記録的豪雨。床上浸水し休業していた玉東町のスーパーが29日、営業を再開しました。開店と同時に再開を待ち望んでいたお客さんが続々と訪れていました。
■マルエイ玉東店・西田圭助店長
「おはようございます。(大雨から)18日過ぎまして、きょう再開することができました。普通に営業することへの感謝をきょう一日は持って、来られたお客様には『久しぶりね』とか、声をかけていただければと思います」
29日、営業を再開したのは玉東町のスーパー、マルエイ玉東店です。8月10日から11日の記録的大雨の被害は、玉東町でも。マルエイ玉東店も店内の床上40センチほどが浸水し、休業していました。
冷蔵庫やレジも使えなくなり、8月15日に取材したときは掃除や備品の片付けに追われていました。
■マルエイ玉東店・西田圭助店長
「ここに水がたまって、この一番下の商品全部廃棄になってしまったんで。トラック3台分くらい廃棄になりましたね。見通しはまだ立っていないですね。最低でもあと10日ぐらいかかると思いますね」
それから2週間経った29日。1日でも早くお客さんのために営業をという思いで再開の日を迎えました。オープン前から並ぶお客さんも…
■買い物客
Q何を買いに?
「食品です。電話で『開きますか』って聞いたら開くって言われたのですぐ一番に来ました」
そして予定時間より5分早めてオープン。続々とお客さんがやってきました。
■店長
「18日ぶりに開きました」
■買い物客
「うちも床下浸水で大変でした」
■店長
「本当ですか。頑張っていきましょう」
まだそろっていない商品もありますが、レジも他の店舗から借り、どうにかスタートできました。
■買い物客
Qどれくらいの頻度で来ていた?
「毎日。商売しているので」
Q休みの間は?
「植木の方に(買い物に行っていた)。やっぱり便利だし、近いしですね。いつからだろうかと待ってました」
(08/29 18:54 熊本県民テレビ)
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