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教え子らを泊め寝ている間に…不同意わいせつ罪に問われた中学教諭に実刑判決(熊本県)



教え子などにわいせつ行為を繰り返した中学教諭に実刑判決です。



県北の中学校教諭の福田怜史被告(38)は2020年から去年にかけ教え子や元教え子を自宅に泊め、寝ている間に下半身を直接触り、撮影したなどとして不同意わいせつや性的撮影処罰法違反の罪に問われています。

これまでの裁判で福田被告は起訴内容を認め、被告人質問では「普段触れない部分に触れ特別な関係になり支配欲を満たすためにやった。ばれなければ大丈夫という考えで歪んだ認識が大きくなった」と話していました。

1日の判決で熊本地裁の中田幹人裁判官は「被害者や保護者の信頼を利用した犯行で卑劣であり、およそ4年の長期間にわたり繰り返したもので常習性が認められる」としました。また撮影・保存したデータが4500点あまりあり、被害者が8人に達しているなどとして刑事責任は重大と指摘しました。


一方で「自己の問題性を自覚し性犯罪の治療プログラムを受け更生に努める旨を述べている」などとして、懲役6年を言い渡しました。(求刑9年)

被告の代理人弁護士は控訴について「本人と話して決める」としています。また山鹿市教育委員会は「今後このような不祥事を起こさないため教職員の綱紀の保持を徹底していく」とコメントしています。


(09/01 20:00 熊本県民テレビ)

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