■【安全運転を】取材中に自転車と車の事故も 熊本県警が一斉に自転車の指導取り締まり(熊本県)
20日朝、熊本県内各地で自転車の安全運転のための取り締まりや指導が行われました。
午前7時の通勤・通学の時間帯。熊本市のJR新水前寺駅の近くで高校生による安全な自転車利用への啓発活動が行われました。特に呼びかけたのはヘルメットの着用です。鏡を手に、ヘルメットのひもの緩みなどにも注意を呼びかけました。
(警察官)
「自転車一列で通行をお願いします」
一方、同じ場所で行われていたのが警察による自転車への指導や取り締まりです。熊本県警によりますと、今年1月から4月までに県内で起きた自転車がからむ事故は124件で、48.4%が交差点の出会い頭で起きています。このため、取り締まりもJR新水前寺駅周辺の交差点を中心に行われました。
そんな中…。
(衝突音)
大きな音にカメラマンが振り向くと、交差点を左折しようとした車と、直進してきた自転車が接触したようです。大事には至らなかったものの、危険な瞬間でした。
ほかにも、イヤホンを付けたままの走行や2人以上が横に並んで走る様子も。それぞれ、警察官が注意を呼びかけていました。
■熊本東警察署 西村一紀交通第一課長
「一時不停止の違反、並進での走行、右側通行などの 交通違反が多かった。来年の春から自転車の青切符制度(反則金を課す制度)が始まるので、それまでに自転車の交通違反を少しでも減らせるように、交通ルールをしっかりと守っていただきたい」
(05/20 19:33 熊本県民テレビ)
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