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【今後の雨に警戒】記録的大雨から1か月で再び1時間に約110ミリの猛烈な雨 (熊本県)



熊本県内では10日朝早く、線状降水帯が発生し、各地で大雨災害発生の危険度が急激に高まっています。このあと夕方にかけ再び雷を伴う非常に激しい雨のおそれがあり土砂災害に厳重に警戒してください。

九州付近に停滞した前線の影響で、県内に雨雲が発達し、気象台は10日午前6時前、天草芦北地方に線状降水帯の発生を発表しました。

苓北町では午前5時半までの1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が出されました。

この雨で苓北町坂瀬川の国道324号で土砂崩れが起き周辺の道路が通行止めとなっています。

このあと予想される1時間の雨量は多い所で天草・芦北地方で70ミリ熊本地方で60ミリ、阿蘇地方、球磨地方で50ミリとなっています。

このため、熊本県はさきほど、緊急の災害対策本部会議を開き、今後の雨の降り方や被害状況を確認しました。

木村敬知事は「先月の大雨では車の移動で多くの方が被害に遭われている。現在も冠水が多く発生しています。」と不要不急の外出は控えるなど、命を守る行動をとってほしいと呼びかけました。

気象台は土砂災害に厳重に警戒するとともに低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。

(09/10 12:55 熊本県民テレビ)

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