■大きく口をあけてエサをパクリ!畑でホオジロのヒナ3羽が誕生 畑の所有者は植え付け遅らせ見守る(熊本県)
5月は愛鳥月間です。天草郡苓北町の畑では、ホオジロの3羽のヒナが誕生し、親鳥の愛情を受けながらすくすく育っています。
苓北町のグリーンピース畑。栽培している福田力雄さんについていくと。
■福田力雄さん
「エサがほしくて口をあけている。3羽おっとばい」
3羽のふわふわのヒナが。スズメの仲間、ホオジロです。福田さんは5月10日、豆の収穫中に巣を見つけ、3個の卵を確認しました。
3日後にふ化したヒナ。口をパクパクしていると…エサをくわえた親鳥がやってきました。ヒナは大きく口をあけてパクリ。親鳥はエサを与えた後、ヒナを温めていました。
日本野鳥の会の金子博臣さんによりますと、ホオジロは一年中みられる鳥で、木の上や豆類の茂みの中にも巣を作ることがあるそうです。
カメラには、ヒナの白いふんを…親鳥が食べる姿も。外敵に気付かれないよう、においを残さないための行動だそうです。
親の愛情を受けてすくすく育つホオジロのヒナ。福田さんは、カラスに襲われないよう巣を囲う網を高くして、次の野菜の植え付けを遅らせ、ヒナを見守ることにしました。3羽は、あと10日ほどで巣立つということです。
(05/21 19:19 熊本県民テレビ)
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