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草枕温泉てんすいの温泉施設から基準値を超えるレジオネラ菌 去年11月にも検出(熊本県)



玉名市天水町にある草枕温泉てんすいの温泉施設から基準値を上回るレジオネラ菌が検出されました。温泉施設は19日から営業を休止しています。この温泉施設では、去年11月にもレジオネラ菌が検出されていました。

有明保健所や草枕温泉てんすいによりますと、5月15日に保健所が水質の立ち入り検査を行い、19日、基準値を上回るレジオネラ菌が検出されたことが判明しました。これを受け、温泉施設は19日から営業を休止しています。

草枕温泉てんすいによりますと、浴槽や床などの清掃を毎日行っていたということです。また、玉名市が定めた年に4回の配管清掃と水質検査を行っていて、今年2月の検査では基準値内だったということです。

草枕温泉てんすいの1日あたりの利用者は700人ほどで、今のところレジオネラ症の患者の報告はないということですが、「体調に異常がある人は、施設に連絡するとともに医療機関を受診してほしい」と呼びかけています。

この温泉施設では、去年11月にも基準値を上回るレジオネラ菌が複数の場所から検出され、2週間営業を休止しました。今回も、温泉施設については浴槽の消毒などをしたうえで、安全性が確認できるまでは営業を休止するとしています。一方、物産館やキャンプ場などは、通常営業しています。

(05/20 17:10 熊本県民テレビ)

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