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県産トマトふんだんに使ったパン 教育長が給食を嘉島町の児童と試食(熊本県)



熊本県教育長らが14日、嘉島町の小学生と一緒に給食を食べました。一緒に食べたのは、県産食材を使い開発したパンです。


14日、嘉島西小学校の給食に出されたパン。普通のパンと比べ、少し赤みがかっています。これは、県産のトマトを使った「トマトパン」です。トマトパンには八代産はちべえトマトが使用され、トマトの栄養を生かしながら、ほのかな風味でトマトが苦手な人でも食べやすく作られています。

県産食材を使う機会を増やし子どもたちの食育につなげようと、県教育委員会、県学校給食会、県農林水産部が開発し、ことし3月に完成しました。このパンが嘉島町の小学校の給食に出されたのは14日が初めて。

■児童
「トマトはあんまり食べない」
■越猪浩樹県教育長
「こんな風にパンに入っていると 美味しく食べられる?」

また、14日の給食にはトマトパンと一緒に開発された県産のトマトとみかん果汁を使ったトマトゼリーも出されました。


■熊本県・越猪浩樹教育長
「給食というのは心と体をつくると思う。その給食が熊本県産の食材を使って、子どもたちが美味しく食べるという姿は見ているだけでもワクワクしますよね」

トマトパンは今年4月から順次、県内の小中学校で提供が始まっています。県教委などは、これからもトマト以外の県産食材を使った給食用食品の開発を進めています。


(07/14 19:31 熊本県民テレビ)

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