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USB販売預託訴訟 争う姿勢見せなかった3法人に約1億4千万円の賠償命じる判決 熊本地裁(熊本県)



USBメモリーの販売預託商法の被害を訴える熊本の11人が販売元や代理店に損害賠償を求めた裁判で、熊本地裁は21日、販売元側に全額を支払うよう命じる判決を言い渡しました。

この裁判では、レンタル業などを営むWILLと、業務を引き継いだVISIONなどが、「USBメモリーを『運用で利益が出る』とうたって販売したものの、実際は運用の実態がなく支払いが途絶えた」として、熊本県内の11人が8社9人に1億4000万円あまりの損害賠償を求めていました。

熊本地裁は21日、被告のうち争う姿勢を示さなかったWILLとVISIONなど3社2人に判決を言い渡し、連帯して請求額通り1億4000万円あまりを支払うよう命じました。

なお、被告のうち5社7人の裁判は続き、このうち4社は争う姿勢を見せています。

(05/22 12:19 熊本県民テレビ)

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