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歴史ある藤崎台県営野球場どうなる? 「移転再整備」の方向性示される 菊陽町が誘致の意思(熊本県)



老朽化が進む熊本県内4つのスポーツ施設の検討している有識者会議は18日、藤崎台県営野球場について「移転再整備」の方向性を示しました。
県所有で老朽化が課題となっているスポーツ施設の整備をめぐっては、民間活力の導入も視野に有識者会議が検討しています。
対象となっているのは藤崎台県営野球場、熊本武道館、熊本県立総合体育館、県民総合運動公園陸上競技場の4つです。

このうち藤崎台県営野球場については、これまでに「県内に野球場が不足している」、「駐車場が少なく周辺の渋滞の原因になっている」などの意見が出ていました。会議では「現在の場所から移転して再整備を行う」との方向性が示され、「おおむね賛成」の方向でまとまりました。
その上で、委員からは「移転先は交通の便の良さを考えるべき」、「現在の球場は歴史がある場所で熊本市の中心部に位置するので活用できないか」という意見が出ました。
移転先として、菊陽町が誘致の意思を示しています。
このほか熊本武道館は「改修」、県立総合体育館は「現地再整備」、陸上競技場は「現状維持」との方向性が示されました。
今回の意見を踏まえて、有識者会議では9月上旬に提言書を取りまとめるとしています。

(07/18 20:13 熊本県民テレビ)

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