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ハンセン病療養所「菊池恵楓園自治会」志村康さんをしのぶ会(熊本県)



熊本県合志市にある国立ハンセン病療養所菊池恵楓園の入所者自治会長を務め、ことし5月に亡くなった志村康さんをしのぶ会が開かれました。

8月23日に開かれた会には恵楓園の入所者や親交のあった人たちが全国から参列しました。

佐賀県で生まれた志村さんは、15歳で菊池恵楓園に入所。




ハンセン病強制隔離政策が生んだ国の差別や偏見の責任を追及し、差別撤廃への理解を求めようと先頭に立って活動してきました。

■国賠訴訟 全国原告団協議会・竪山勲事務局長
「あなたとともに歩いた人権回復の闘いの道は、険しくも実に楽しい日々でありました。志村さん、眠ってなんかおれませんよ。これからもハンセン病問題をともに闘ってください」

会では、志村さんが作詞した「かえでの森こども園」の歌の動画も紹介されました。

■菊池恵楓園入所者自治会・太田明会長代行
「志村さんの遺志を皆さん受け継ぐということを我々も強く感じましたし僕自身もそうありたいと思っています」

(09/06 17:57 熊本県民テレビ)

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