■指導514回に禁止命令も…ごみ収集所の空き缶など持ち去った中国籍の男逮捕(熊本県)
ごみ収集所から空き缶の入った袋を持ち去った疑いで、男を逮捕です。
熊本市は10年以上前から合計で500回以上口頭指導を行っていました。
熊本市産棄物の処理及び清掃に関する条例違反の疑いで逮捕されたのは熊本市西区田崎に住む職業不詳、中国籍の陳新涛容疑者(59)です。警察によりますと陳容疑者は16日午前8時半ごろ、熊本市中央区九品寺のごみ収集所から市の禁止命令を破って空き缶などが入ったビニール袋を持ち去った疑いが持たれています。
熊本市は陳容疑者に対し、2013年から2024年12月までの間に514回にわたり空き缶の収集をやめるよう口頭指導を行っていたということです。これに加え熊本市はより重い行政指導にあたる勧告を2回、2023年7月には収集・運搬の禁止命令も出していました。2024年9月から警察と熊本市が合同で捜査を開始し、陳容疑者の収集ルートなどを調べ16日、現行犯逮捕に至りました。
逮捕当時、陳容疑者は荷台にカバーの付いた軽トラックで空き缶を収集していて、荷台にはほかにも空き缶の入った袋が積まれていたということです。警察の調べに対し陳容疑者は「袋を手に持っていないし収集もしていない。空き缶の入った袋はほかの人からもらった」と容疑を否認しています。
(01/16 15:57 熊本県民テレビ)
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