KRYスタッフはそれぞれの家族に寄り添って編集作業を見守ります。 編集機の操作はKRYのベテラン編集マンたちが担当。収録した音をどういう順番でつなぐのか。 長時間収録したインタビューの中で使うべき部分はどこなのか？捨てる部分はどこなのか？どんなナレーションをつけたらいいのか？ＢＧＭにはどんな音を使おうか？

何度も何度も同じような音を聞いているうちにどの音がどの音かわからなくなってくる家族も・・・。

必死につくりあげた台本に沿って家族みんなでナレーションも録音。
最初はぎこちなかったナレーション収録も、家族だけに徐々に息が合ってきて見事な調和が生まれてきました。

そうしてついに作品が完成。
朝始まった編集作業でしたが夕方までかかってようやく完成にたどりつきました。

そして全員がＫＲＹでもっとも大きいラジオ第一スタジオに集合して大発表会を開催。 どの家族も照れくさそうですが番組がはじまると真剣な面持ちでそれぞれの番組を聴きました。

発表が終わってのそれぞれの家族の感想です。

■ 中村さん一家 【父の国男さん】 家族で何かをやるということが少なくなっていたのでみんなでもう一度参加できたことがよかったです。 【長男の亮太くん】 いろいろあったけど取材のときに普段話さないお父さんが率先してやっていたのがすごいなあと思いました。恥ずかしがり屋のしょうへいが話していたのがすごいなーと思ったし、自分も成長できたと思いました。 【次男の昇平くん】 取材で一番思い出に残っているのは雨！ 【母の有美子さん】 家族でこういうことがなかなか体験できないのでよかったです。

■ 大田さん一家 【母の真紀さん】 休みの日といってもなかなかゆっくり家族でひとつのことをする機会がないのでこういうチャンスを与えてもらって感謝しています。小さな音でも身近に感じるようになりました。ひとつの番組ができる流れが体感できてよかったです。 ※ほかのみなさんは遊ぶのに夢中でお話を聞けませんでした。ごめんなさい。

■ 藤井さん一家 【母の久子さん】 楽しく番組づくりができていい思い出ができました。あいにくの雨でどうなることかと思ったけど家族みんなで協力して番組をつくっていくのが家族がまとまっていくような感じがしてよかったです。音の世界って広いなーと思いました。私たちでも番組ができるんだと思ってうれしかったです。 【澪奈ちゃん】 人にインタビューするとか川の音を録るのは大変でした。人にどうやって話を聞けばいいか書いていたけど間違えそうになりました。川の音と虫の音がいっしょになった音がよかったです。 【祖母の美紗子さん】 普段はただ聞いているだけだけど短い時間に長い時間をかけているのに驚きました。富田川の資料が少なくやめればよかったと思ったけど孫の声がしっかりしていてよかったです。孫のことを誇りに思いました。

以上で今回の実践は終了です。 みなさんが作り上げた作品は9月7日（日）の10時30分～11時にＫＲＹラジオで無事に放送されました。
そこで、このホームページではインターネットでお届けできるようにそれぞれの家族の作品を再編集しみなさんにお聞きいただきたいと思います。
ここまでお読みいただいてありがとうございました。