実践報告

実践2日目

それぞれの家族会議の結果ついにテーマが決定しました。
まずは中村家。テーマは『ふるさと自慢の公園「永源山公園」』
つづいて大田家。テーマは『ふるさとの歴史「人間魚雷・回天」』
そして藤井家。テーマは『ふるさとの川を美しく「富田川」』
以上に決定し実践2日目はいよいよ取材に挑戦です。

 今日の目標はテーマに沿って取材をし、録った音を編集用のテープに再度録音しなおすこと。

KRY本社に集合した各家族は前回学んだ録音機の使い方を復習。そしてこれから出かける取材は遊びではないことを再確認し、緊張感をいま一度高めて取材現場に出発しました。

まずは中村家。

昔家族でよく訪れたという周南市の永源山公園をテーマに選びました。自分たちの愛する公園のよさを多くの人に知ってもらおうというのがねらいです。
早速永源山公園の象徴である風車を取材しました。風車の中にあるストリートオルガンの音色を録音しさらに管理人さんへのインタビューも行いました。
そして階段で足音も収録。撮った音はどんな風に使われるのか。

つづいて大田家。

大田家のテーマは人間魚雷・回天。徳山湾に浮かぶ大津島には、戦時中海の特攻兵器、人間魚雷・回天の訓練施設がありました。
現在は回天記念館があり乗組員たちの遺品や手紙が保存されています。今回お父さんの強い希望でこの回天をテーマに選び、実際に大津島に赴いて取材することにしました。連絡船に乗り込んだ大田家。果たしてどんな作品が出来上がるのでしょうか。

そして藤井家。

とても身近にある川、富田川をテーマに選び、こちらも雨の中、富田川の音を採集に向かいました。
そして川の昔の様子をよく知る人物にインタビューも行いました。

すべての取材が終わり疲れを癒す間もなく撮ってきた音を聞いてみます。
何の脈絡もないようなバラバラの音のかたまりを今度は編集という作業で構成していくのですが果たして・・・。