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新型コロナウイルス感染症に備えて~ 一人ひとりができる対策を ~

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こんな症状のある人は早めの相談を

正しい手洗いを覚えよう!

提供:山口県立大学
監修:山口県立大学 看護学科 講師 家入裕子さん

新型コロナウイルスQ&A

先日、熱血テレビでは、山口県環境保健センター・調恒明所長に生出演していただき、新型コロナウイルスについてのQ&Aを放送しました。生放送のため、当日見られなかった方もいらっしゃるかもしれないので、そのQ&Aを振り返ります。身近に不安を抱えている方がいらっしゃったら、ぜひ、シェアして伝えてください。 なお、調所長の見解は、3月9日時点のものです。最新の情報に注意してください。

Q.
県内の現在の状況は?
A.
初期の初期の状態です。拡がっていかないようにしなければいけません。
Q.
検査数が少ないのではないですか?
A.
対象者を適正に検査しています。1万人あたりの検査人数はアメリカの10倍です。
Q.
感染したら、どういった症状が出ますか?
A.
普通の風邪のような、せき、鼻水、熱といった症状です。だんだん、重くなると頭痛、倦怠感、息苦しさが出てきます。8割以上が風邪の症状ですが、自然に回復します。一部の高齢者や基礎疾患のある方のなかには、重症化する方が、いらっしゃいます。人混みや、長時間閉鎖空間にいることは、避けてください。
Q.
下関で感染者が出て不安です。
A.
下関市は詳しい調査をしており、濃厚接触者はきちんと調べられています。検査陽性者は3人で、ひとつの事例、家族の中で感染しています。下関市で拡がっているわけではありません。普通のかぜと同じ予防をしてください。
Q.
外出しても大丈夫でしょうか?
A.
公園のような広い空間は、感染するリスクは少ないです。近くで飛沫を吸い込むことで感染します。そういった意味では、公園は、リスクが低いと言えます。
Q.
子供をスイミングに行かせてもよいでしょうか?
A.
スイミングのプールは、割と広いですよね。換気、もされていて水を介して感染することは、まずありません。行かせてもよいと思います。脱衣場などが混雑しないようにして、会話を控えていただくとよいと思います。
Q.
外出した時、いろいろなところに触れてしまうから心配です。
A.
手洗いを頻繁にするようにしましょう。
Q.
マスクでの予防効果はあるのでしょうか?
A.
WHOの見解どおりです。ウイルスを持っている人が拡げない効果はあります。自分がウイルスを吸い込まないという効果は、少ないです。インフルエンザに関してCDCは、妊婦にリスクがあり「人混みにいくときはマスクをしてもいい」との見解を示しています。のどの湿度を保つためには多少効果はあるのかもしれません。外出したあと、手で目などの粘膜を触らないようにすることも大事です。
Q.
手作りマスクを作る場合、ガーゼ・布・キッチンペーパー・不織布などありますが、何を使えばよいでしょうか?
A.
鼻水・せきを広げないのは、布です。
Q.
いつ頃収束するのでしょうか?
A.
私も知りたいですね…。中国では患者数は減っています。他の国で減っていけば早い段階で収束するでしょう。ですが、新型インフルエンザは4月にメキシコで流行し、日本の流行は11月でした。それから考えると、わりと長期戦になる可能性もあります。
Q.
高温多湿の夏になれば、収束しますか?
A.
死滅の可能性もあります。一般的に、ウイルスは湿度が低く、紫外線の弱いところで生き続けます。夏には流行は衰えるかもしれません。ただその時、南半球が冬になります。日本が夏の間に、南半球で流行することもあるかもしれません。
Q.
感染する人と、しない人の差はどこにあるんでしょうか?
A.
屋形船で感染がありましたね。割と狭い範囲で感染しています。離れたところにいた人は感染していません。飛沫感染ですので、どこにいたかということが問題です。 基本的には、全員、免疫をもっていません。感染した場合は、ウイルスを抑えられるかどうかで違います。症状を重くさせないために、免疫力をつけましょう。食事、睡眠、適度な運動が必要です。
Q.
老人ホームに勤めています。健康管理で何か注意することはありますか?
A.
インフルエンザ対策をすれば十分です。地域で流行が始まったら面会を制限するとか、通常のインフルエンザ対策をすればよいと思います。
Q.
「新型コロナ」と言いますが、普通のコロナとどう違うの?
A.
人で流行する風邪のコロナウイルスが4種類あります。それに加えて新興感染症のSARS(サーズ)・MERS(マーズ)もそのコロナウイルスですが、それとは違う新しいウイルスです。コウモリのコロナウイルスに最も近いとされています。
Q.
買い物に行って、他人が触った可能性のある商品や手すりに触ることに不安があります。どうすれば?
A.
触っただけで体の中に入ってくることはありません。必ず粘膜、目とか鼻、口からウイルスは入ってきます。過度に恐れる必要はありません。触れた後の手洗いをしっかりしましょう。手すり・つり革などは高頻度で人が触っており、リスクが高いので特にしっかりと手洗いをしましょう。
Q.
先日大阪に出張しました。帰ってから1週間たちます。とても不安です。
A.
潜伏期間は最長2週間と言われています。平均で5日ぐらいです。2週間くらい様子を見て頂ければ。
Q.
全身の倦怠感ってどんなものでしょうか?普通の疲れとは違うのですか?
A.
倦怠感というのはウイルスが体の中で暴れて、体がだるくなる症状です。インフルエンザの時とだいたい同じです。免疫反応としてそういうことが起きます。
Q.
糖尿病があるのですが。
A.
糖尿病に関しては、コントロールできていれば心配ありません。手洗いをしっかりすることと、人との濃密な接触をさけることが大事です。空気感染ではなくて飛沫感染なので、2メートルくらい距離をとって接したらよいでしょう。

あくまで、現時点で最も正しいと思われる情報ではありますが、今後の新知見、地域流行によって変更すべき点が出てくる可能性もありますのでご注意ください。