ロンドンオリンピック雑感

2012年8月10日

部屋の片隅に、”2008年8月17日”の読売新聞の朝刊がある。



一面を飾るのは、「ボルト9秒69世界新V」の文字と写真、



そして、



「吉田連覇」の文字と、監督さんに肩車されている吉田選手の写真。



今朝、メディアはこぞって、

吉田沙保里選手の金メダルを称えていた。

見事三連覇となった今回は、

「お父様を肩車している」吉田選手がいた。




この4年間、ボルト選手も吉田選手も、

決していつも順風満帆ではなかったときく。



私の新聞が、色あせるだけの時間、

彼には、彼女には、どんな時間だったのだろう。( ?¬`)



そして、この日、この時に照準を合わせて、勝ち取った勝利。



ただ、ただ、すばらしいと思う。




*****



メダルをとるかとらないかは問題ではなく、さらに、

メダルの色は問題ではない、と本当に思う。

例えば、銀も、金と同じく、ただ一つのメダルなのだ。



ただ、

同じメダルを比べると、多くの競技において、

やはり「オリンピックのメダル」は特別なもの。



今回、卓球を見て、あらためてそう思った。



学生時代はバドミントンをやっていた私だけど、

中学時代は卓球部だった。(っ`・ω・ ?)っ

バドミントン部がなかったので、

「一番近そうなものを」というのが動機だったけれど、

3年間、私なりにかなり激しくのめりこんだ。

私なりに納得のいく成果もあった。



その時代のお話。(o^-‘)



ある試合を前に、中学生(と小学生も?)を対象に講習会が開かれた。



指導してくださったのは、往年の名選手、男女1名ずつ。



まだ卓球を始めたばかりのころで、

うろ覚えで本当に申し訳ないのだけど、



男性は、伊藤繁雄さん(周南市出身)だったと記憶している。



女性は、...山中教子さんだった...と思う。(--;)



個人的にも声をかけていただき、

ラケットケースにサインもいただいた。

(ただ、濃い色のケースのため、サインがいまや鮮明には

読みにくく...。)



そんな中でも、個人的にいただいたアドバイスは

もちろん覚えている。



そして、全員の前で話されたことも。



――日本の卓球黄金時代、世界選手権では何度も金メダルを

とった。(具体的なお名前を挙げて話された。)

もし、オリンピックの正式競技であったなら...。――



その時、スポーツには、オリンピックの正式競技に

なっているものとそうでないものがあることを知った。



そして、アスリートにとって、”オリンピックのメダル”

というのがどれだけ重いものか、ということをあらためて感じた。




だから、今回、”日本卓球界初のメダル”は、

とても大きな価値のあるものなのだ。



1988年に正式競技となって以来、初めてのメダル。



それは、それ以前に活躍していた、

先輩諸氏の思いも乗せてのものだったのだろうと思う。




*****



数々の、世界トップクラスの力と技が、

家にいながらにして見ることができる。



そんな幸せな時間もあとわずか。(>_<)



だけど、いつも全国区の高校野球を、

家にいながらにして見ることができる。



そんな幸せな時間が始まった。(人* ?∀`)



さあ、この週末は、宇部鴻城高校を応援して、

オリンピックもしっかりとチェックして。



幸せな忙しい時間がすごせそうです。?.+:。(≧∇≦)ノ?.+:。




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