職業について考えてみよう

2008年3月28日 カテゴリ:ワシでよければ

世の中職業によって様々である。
職業も千差万別数限りなくあるけど、職業によって常識も変わるし、
やることなすこと私生活の部分にまで違いが現れるものである。
またそれを本人は自覚していないことが多い。
一種の職業病ともいえることもある。
 
ワシは全然ないと思っているが、はたから見れば
アナウンサーやなあと思われてることもあるのだろう。
レストランや食堂において、小さい声で注文してるつもりが、
腹式呼吸で声が通っていることがあるらしい。
奥のテーブルの人にも何頼んだか丸わかりである。
他人と話すと、知らず知らずのうちに
スイッチが入っているのかもしれん。ワシにはそのつもりは全然ない。
 
地区の作業において、土嚢を積むとき、
近所の自衛隊員のおっさんは土嚢作りから積み上げるまで
異常に手際がよかった。大工さんにしても
日常の日曜大工(プロもこういう表現でいいのだろうか)は、
プロの技であろう。こういうのは頼りになるし使える技である。
先日食品関係の仕事の方の話を聞く機会があった。
職業柄衛生面には特にシビアらしい。定期的に検査があるとのこと。
それは職場の衛生状況ももちろんだが、
働く人の健康状態から衛生面においても厳しい検査が
頻繁に義務付けられているらしい。
 
その検査も多岐にわたっており、
検便は月一ペースで行われるそうである。
最近では昔のようにマッチ箱に…などということはなく、
スティックに付着させる簡単な方法である。
が、洋式トイレにおいてはその作業ですら
1年1回のワシらにはなかなか難しい。
モノを一定時間同じ場所に留め置かねば採取できないからである。
ご存知のように洋式は便器内面の傾斜がきつく、
重力の法則に則ればいとも簡単に水没の憂き目を見る。
そこでワシらはいろいろ知恵を絞り、摩擦係数を利用したり、
一旦便器外に産み落としたりして、苦労して採取する。
ところがプロは違う。
毎月毎月検便の義務を負う人々は、ワシら素人の
やっているような方法では埒が明かんし、まどろっこしい。
そこでどうするか。何度も言うがプロは違う。全然違う。
プロはどうするかというと、「直接キャッチ」なのだそうだ。
 
「直接キャッチ」…。もちろん素手ではないよ。
大量のトイレットペーパーを利き手に巻きつけ、
その手ですかさず掴み取り採取しそのままトイレに流すのだそうだ。
すごい。すごすぎる。
しかし「手のひらサイズ」ならいいが、巨大な場合はどうするのか。
その時は自分の「力」で「切る」のだそうだ。
もう「感覚」で「大きさ」がわかるらしい。またまたすご~い。
まだいろいろ細かいことを聞いているが、
もうこれ以上は書けないのでこれくらいにしておきます。
 
プロの仕事はかくもすごいものである。
ワシらのやっている仕事がいかにツブシが利かず小さいものか、
深く感じた瞬間であった。