上に立つもの

2007年6月22日 カテゴリ:ワシでよければ

本格的な梅雨に入ったような朝からの雨であります。
今回の雨はいくぶん雨量がまとまるようだが、なんかおかしな梅雨だ。
 
朝からワイドショーを見てしまった。
例の、牛肉ミンチにブタくんを混ぜていた事件の記者会見である。
「混ぜていた、というよりも「混ざった」というほうが正しいかと…」
おい~。肉が勝手に歩いていってひとりでに混ざるんかい。
幼稚園児でもだまされんぞ。
更に社長は「工場長のほうから提案されたと思います。」来たでえ。
下に責任擦り付け自分はカンケーありまっしぇ~んの
ツッコミどころ満載のコメントが。
横でまた工場長が「こらあ、ええかげんにせんかいっ!」って
キレりゃあええものを、汗を拭き拭きうつむいていらっしゃる。
しかしついに「しゃ、社長のほうから、提案、されたと…」ときたで。
いけいけえ。
 
そんなエエ年こいたおっさんの醜態が展開される中、
突如の「社長、やったならやったと正直に言ってください!」っと
社長の息子である取締役の声。ええぞっ息子っ。
どうせなら、三日前にそれ言うとっちゃりゃあえかったのお。
ここでいよいよ社長も観念して
「わたしが提案しました」っとやっと白状した。
やれやれだ。息子の一言で前言を覆し真実を語った社長。
すげえみっともなかったが、企業としては、
あれでなんとか「つながった」かなと思う。
社長にはそろそろ引退いただいたほうがええ、ていうか
自ら辞任して男を見せて欲しい。無理じゃろなあ。
 
企業コンプライアンスが叫ばれて久しいが、
トップが間違った選択をしていたり、下に示しの付かないことをしたり、
ましてや顧客や従業員を欺く行為を行っている場合は、
やはりそのすぐ下の立場の者はそれを諌めるのが仕事なんだと思う。
風通しのいい企業であればヒラ社員でもトップに意見できる
システムが構築されているのだろうが。
トップを恐れてか保身のためか、いいなりになっていたり、
さらに上意下達にてマチガイを正当化すべく
下っ端を洗脳しようとしたんでは企業人としていかがなものか。
それがイヤでできないなら早々にその立場を放棄すべきである。
あの息子はとりあえず、父親である社長の口から真実を語らせた。
彼の顧客や社会への誠意と受け止めたい。
 
記者会見の中、「何故社長に意見しなかったのですか?」との問いに
「雲の上の人ですから」ときた。
反旗を翻したフォローのつもりかのような見苦しいヨイショ。
あんなおっさんが雲の上におったら、そりゃ天候不順にもなるわな。
梅雨もおかしくなるわい。